配達的七人旗

2020年10月06日 突然届いた小包は!



このデザインは!


「消防士たちに対する感謝とオマージュ」

またしても一ヶ月近く更新を放置してしまいました。申し訳ないというか、なんと言うか・・・。要するに、コロナ騒ぎで家から出ていかないのでほぼネタを見つけるのが困難な状態に陥っていると。ということにしてサボり気味でありました。それ以外にもいくつかの要素が重なっていて、まともにまとまった文章を書く時間が取れないというのが正しいかもしれないです。時間がないということはネタも考える時間がないという理屈です。細切れの話しか思い浮かばず、そのばその場で思いついたことをFacebookに書き込む日々ですよ。

大きな遅延要素は以前にも書きましたが「歩数確保」の時間が必要だからです。これによって1〜2時間程度は奪われます。おかげでなんとか血糖値は落ち着いていますよ。次に大きいのは、孫たちの対応ですね。幼稚園に迎えに行ったり牛乳を買いに行ったりと、何かと孫たちに手を取られることが多くなっています。まさかこんなに時間を取られるとは思ってもいませんでした。

その隙間を縫ってペダル作りをしています。まあ、ペダル作りを始めると部屋にこもって一気に進めるのでその間は問題ないのですが、妻に呼び出されてあれこれ家事を手伝いますのでそれなりに時間が取られるのですよ。孫たちと一緒に生活を始めてほぼ一年が経ちました。夫婦二人きりで生活していたときとは全く違っています。常に孫たちの動向を気にして自分たちのスケジュールを決めなければなりません。

それにしても驚くのは「牛乳の消費量」です。一日4L + 飲むヨーグルト2本 これが確実に消費されていきます。私は毎日牛乳を買いに行かされるのですよ!それも徒歩でね。歩数を稼ぐためにあえてそうしています。ヤマトにペダル出荷に行く際は、必ず帰りにドラッグストアで牛乳と孫用オヤツを買います。もうすっかり習慣づいてしまいました。このヤマトとドラッグストア往復で約4,000歩。一日あたり5千歩〜8千歩を目標としているのですよ。目的なく散歩するのは精神的に辛いのですが「孫のために牛乳を買う!」という動機づけであればなんとかやっていられます。

昨年春からスタートした「歯科治療」はまだ続いています。インプラント7本は終わり、かぶせ直し予定10本が残り6本になりました。これは数十年前から治療していた歯の金冠や銀歯などの金属をすべて消し去ろうとの企ててです。かなり完成が近づき食事がスムーズにできるようになりました。野菜や肉、ナッツ類の噛み心地が随分変化しました。なんでも美味しく食べられます。これによって意外な効果も出てきました。血糖値の低下です。以前は柔らかいでんぷん質ばかり食べていた私でしたが、今は野菜肉中心です。御飯や麺、パンの量はとても少なくなりました。この食生活に不満もなく、すっかり習慣化してしまいましたよ。

実は9月中はペダル作りが意外に忙しくて、あまり時間が自由に使えませんでした。忙しくなった理由は「輸送手段」です。8月まではコロナ騒ぎで郵便局のEMS国際速達小包がまったく機能を果たさなくなり、海外からのオーダーに対して対応できなくなっていたのです。しかし、9月に入り「ヤマト国際宅急便」だと送料が650円増えるだけで1週間程度あればアメリカに届けられると判明しました。早速アメリカのオーダー者に伝えてテストしてみたところ、なんと4日間で届いてしまったのです。その後も何度も繰り返しましたが、ほぼ1週間から10日間あれば問題なく届けられることを確認しました。

でも問題が・・・。EMSでも海外発送できる対象国があります。イタリア、イギリス等ですが、実際に送ってみたところイタリア宛は30日かかってしまいました。イギリス宛は20日間過ぎた今もまだ成田の税関を通過していない状態です。EMSとヤマトにどのようなシステムの違いが有るかわからないのですがね。ということで今はもっぱらヤマトのお世話になっていますよ。

と、ここまで書いてもうネタ切れです・・・。本当に書くことが思い浮かばないのでが・・・。

そうそう!一つ書き忘れていました!以前書いた Mr. Henry Kaiser のカリフォルニア山火事による脱出の件の続報です。夫婦で約一ヶ月間ペットを連れて避難生活をしていましたが、ようやく山火事が落ち着いてみると Henry 邸は被害を受けず無事に残ったそうです!目の前の谷の反対側まで山火事が迫っていたので一時期はすっかり諦めていたようですが、1週間ほど前に自宅へ戻ってこれたそうですよ。しかし、まだ生活インフラの問題があり「水」の供給が不便だそうです。復旧に一ヶ月位は掛かりそうだとか。それにしても無事で良かった・・・。

一時期はカナダ移住まで考えていた Henry夫妻でしたが・・・。人生には思わぬアクシデントがあり、このように運命に振り回されて明日がわからない状態に陥ることがあります。昨今芸能人の自死が多く、残念なことになっていますね。もちろんコロナ死もしかり。明日はわからないし、明日は我が身ですよね。でも生きることを諦めないで欲しいですよ。昨日、Youtubeで「武田鉄矢の三枚おろし」という番組の少し前のやつを作業しながら聴いていました。「死にどう向かうのか」がテーマでした。ある医師が勧めるのは、老人に対する「がんの早期発見」ではなく「がんの手遅れ」だそうです。苦しまずに楽に死んでいくにはその方が良いと。早期発見によって無駄な治療が始まり、苦しむことになるとね。この歳になると、そんな言葉が身にしみます。老衰死の最後は「餓死」だそうです。食欲が減退し、栄養が不足して二酸化炭素が体内に溜まると体は体内麻薬を発生させ、急激に楽になりさらに意識レベルが低下すると眠るように亡くなっていくと。これを「見事な往生」というようです。これを実現するための時間は食を断ってから最大14日間だとか。

なぜこれを書いたかと言うと、実父が無くなる直前に私は病室に1週間ほど付き添い続けた経験が有るからです。その際に医師は「強心剤」を点滴し「栄養」を鼻から送り込んでいました。心拍数が下がると強心剤の投与を繰り返していました。その度に意識を取り戻していた父でしたが、今から考えるとあの期間は本人にとってどんな意味があったのでしょう?ただ薬で生かされ続けるだけの日々。食事もできず、動くこともできない日々。目が覚めれば白い病院の天井しか見えずの日々。私はその環境に陥りたくはないですね。家族に迷惑を掛けるかもしれないけれど、死ぬのであれば静かに自宅で死にたいですよ。そのためには事前に「延命しないでください!」と伝えておくしか無いですね。

私の実母は今年11月で93歳になります。まだまだ自分一人で元気に生活しています。耳が遠くなった以外にはどこにも悪いところがないと医師は言うそうです。私は到底そこまで頑張れるとは思えませんが、せめて母を見送るまでは生き続けていたいと思っています。

と、ここまで書いてきたところでアメリカからEMSで小包が届きました。開けてみると、Mr. Henry Kaiser からTシャツのプレゼントが!そのデザインは映画好きなら誰もが知っている「七人の侍」の旗印。早速着用してみました。サイズはぴったり!なぜ今このデザインなのだろうか?と考えていたら思い当たりました。七人の侍は「カリフォルニアの消防士達」そして「た」は「民」のことですから、Henryたちを含む「救われた人々」のことなのでしょうね!消防士たちに対する感謝とオマージュと理解しましたよ。ありがとうHenry!


本日の結論
私を気にかけてくれている他人が海外にいるってことが嬉しい!

「独断倉庫」に関しての御意見は「啓示倉庫」へ書き込んで下さいな。



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