休校的必然性

2020年03月19日 なぜ一斉休校に効果があるのかを考える!


糖尿病患者は罹患すると「武漢肺炎」が重篤化するという!私の今朝の血糖値はセーフ!


「最終検査としてPCR検査を行うのが正しい進め方」

糖尿病などの疾患を持っている患者は「武漢肺炎」に罹ると重篤化しやすいとの情報がありますが、私はこの一年ですっかり糖尿病から脱却できているので一安心です。不幸中の幸いということですね!

さてと、世の中なにやら「イベント自粛」と「長すぎる春休み状態」であれこれ煩いですが、まあ今回は結果を見てから言ってくださいよ。「代案が有るなら言ってごらんなさい!」というのが私の気分です。本当に的確な他の解決策が有るのなら大声で言えばよいだけですよね。なぜ、インフルエンザの学級閉鎖は3日間が基準なのか?という基本的なことが分かっていないと、今回の長期休校騒ぎは理解しにくいですよね?簡単に書いてみます。

インフルエンザは学級内に8人発生したら「学級閉鎖」となります。そして3日間は健康な生徒も登校禁止です。これが何を意味するのでしょうか?まず3日間あれば、インフルエンザ保菌者は発症しますので、4日目になっても当然登校できませんね。つまり、3日間登校しないことで4日目以降は登校が始まっても保菌者と健康な生徒が隔離状態になるわけです。これでインフルエンザの拡散が防げます。

この理屈を今回の全国的休校騒ぎに当てはめる場合、問題となるのは「潜伏期間」です。インフルエンザでは3日間でしたが、新型コロナウイルスの場合はとても長そうです。10日間程度ですかね?更に発症して症状がはっきりするまでと考えれば14日間にもなろうかと。つまり約半月間です。しかしこれとてまだはっきりしているわけではなく「おそらくその程度だろう」との考え方ですね。これを前提で考えると「全国的休校」を3月末までとするのは、この新型コロナウイルスの学校を通じての蔓延を防ぐためには必要な期間ではないでしょうかね?私は賛成派です。

というのも、2年前にインフルエンザでひどい目にあったからです。まず最初は、孫が学校でインフルエンザをもらってきて、潜伏期間中に妻が子守に行ってインフルエンザをもらったらしく3日後に体調不良を訴え発熱で妻が倒れ、ソレを自宅で看病した私がさらにインフルエンザに罹患。夫婦で年末年始に倒れて身動が取れなくなってしまいました。体力を奪われ歩行困難になるほど。この経験から、小学校で流行る→孫が罹患→妻罹患→私も罹患という流れが起こりうるとよく理解できるからです。学校や幼稚園では子供同士の接触が多いので一気に広がりますからね。まずはそこを封じ込めるのは正しい判断でしょう。

学校が休校することで、仕事を持つ母親が困るという理屈もよく理解できますが、その先のことを考えています?もし、子どもが学校で罹患した場合、すぐに母親も罹患するんですよ。家族全員罹患するんですよ。そうなるともう仕事がどうのこうのと言っている場合ではなくなりますね。事前に封じ込めることのほうがよっぽど大事だと思いませんか?

同時にもう一つの考え方もあります。インフルエンザで毎年亡くなる方は日本で1万人程度いらっしゃるようですが、今回の騒ぎでは3月18日時点で「武漢肺炎」ではまだ国内で29名しか亡くなっていません。さあ、どちらのほうが現実問題として悲惨なんでしょうか?今回の問題点は、インフルエンザは対応策が確立しているけれど、新型コロナウイルスはそれができていないために憶測や恐怖感が有るんでしょうね。潜伏期間だってまだ明確ではないし。

結局、体力のない老人が亡くなるというのは新型コロナウイルスもインフルエンザも同じことですよね。テレビのニュースとしては、両方の罹患者数と死亡者数を毎日報道してはいかがですかね?悲惨さの違いがよく分かると思いますよ。しかし、今年のインフルエンザは大流行と言っていた割には、武漢肺炎の対策のおかげで鎮静化しているとか。つまり、国民あげて人混みを避け、手洗いを推奨した結果がそうなっているわけですよね。

アメリカでインフルエンザに24万人が罹患し、1万4千人が亡くなっているという報道があります。これをインフルエンザだから「当たり前」的に捉えているフシがありますよね。病名を「新型コロナウイルス」に置き換えて読んでみるとなんだが変です。そうなった場合きっと大騒ぎになりますよね?ここまで考えてくると「新型コロナウイルス」というのは妙に騒ぎ過ぎではないのか?との疑問も浮かびます。保菌者の8割は軽症で済むというデータもありますし。

それにしてもテレビのニュースショーで出てくる感染症対策のプロに対するネットでの批判がすごいですね!専門の医師たちから「嘘ばっかり言っている!」と某医師が指摘されていますが、素人の私でもそう思うくらいですから・・・。騒ぎになった当初「イタリアを見習え!」と言っていらしいですが、その後イタリアはあのざまです。しかしそれに対してのコメントは無し。未だに「PCR検査を希望者全員にやれ!」とのたまっている医師や議員がいますが、無知も甚だしい。それをやった結果「韓国」も「イタリア」も「ドイツ」さえも医療崩壊を起こして悲惨な状況に突入しています。日本の冷静な対応がきっと評価される日が近いと思いますよ。アメリカも「PCR検査を促進する!」と言い始めているのですが、危ないなあ・・・。アメリカの場合は医療費が高すぎて検査を受けにくいという状況が有りますから果たしてどうなることやら。

ソフトバンクの孫氏が「100万人分のPCR検査キットをこれから手配する!」とツイッターで呟いたら途端に「やめろ!危ない!」と反論されすぐに撤回。PCR検査の理屈が分かっていないからこうなるんですよ!その代わりに「100万枚のマスクを配布する!」と言い出したけど今度は「買い占めるな!」の声が上がり始めてもう・・・。とりあえず何もするなってば!

理屈はこういうことです。健康体なのに「俺は陽性だ!」と思い込んで病院に押しかける人はこの時点で本来の患者と接触することになり、ほんとうに罹患してしまう可能性が大きくなるとね。これが集団で動き始めるとすぐに院内感染が広がり医療崩壊が始まるってことですね。検査だけしても、現時点でのPCR検査は精度が40%程度なので「偽陽性」が発生しやすく、検査だけでは正確な診断ができないと。

さらに、PCR検査は精度が40%程度ということは、本来の感染者さえも「陰性」と評価されてしまい彼らが「陰性だから安心」と出歩くことで感染がひろがる可能性も大いにあると。結局、インフルエンザや風邪等の各症状を検査して具体的に絞り込んでいきその結果「武漢肺炎の可能性が大きい」と判断された場合に最終検査としてPCR検査を行うのが正しい進め方なのですよ。健康体の人がPCR検査を受けて「偽陽性」や本当の患者が「偽陰性」と判断されれしまう事態は避けなければならないんです。


本日の結論
北海道は早くも非常事態宣言を解除しましたね!やはり一斉休校は正解!

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