便秘的解決策

2019年09月07日 生まれて初めての経験!



「躊躇なく掻き出す!」

本日は尾籠(ビロウ)な話です。覚悟してください!

この夏は暑い日が続き、大汗を流すことが増えました。もちろん散歩の必要があるのでその状況もあるのですがね。積極的に水分を補給するべきであると意識はしているのですが、ついつい飲み忘れることも多くてね。というのも、老人は喉の乾きに気づきにくいと昔から聞いていたのですが「そんなバカな!」と無意識に思っていたようで、まさか自分がそうなるとは思ってもいませんでした。そうなんです!老化によって私自身も喉の乾きを感じるのが遅くなっていたのです!

その結果何が起こるのか?ミネラル分を含んだ水分を取らないので、夜中に足が痙攣したり、便秘になりやすくなったのです。この夏はずっと便秘が続いています。食生活の変化のせいもあると思うのですが、主に水分の補給量の減少によるものだと感じています。対策としては、少しだけ海水塩を入れた大きめのコップに無糖炭酸水をなみなみと注いで頻繁に飲んでいます。しかしそれでも足りないのか、便秘が日々続いています。

そして本日の朝のこと。
妻を車で送って行った帰り、急に便意が襲ってきました。寄るところがあったのですが、あわてて自宅まで引き返しました。トイレで長期戦になると困るので、外のトイレでは対応できないと考えたからです。便意をごまかしつつ、なんとか自宅に帰り着きあわててトイレに掛け込み着座。確かに腹部に存在する便意は強いものでしたが、全く出てくる様子がなく、体をくの字に曲げて腹筋に力を入れても、出口付近まで来ているのにそれから先に移動しようとしない気配がしました。

なんだこれは?と気張りつつ15分・・・20分・・・30分で体力の限界が来て、トイレは冷房が効かないので汗だらだらになりついに一旦休憩としてトイレを出ました。対策も思い浮かばず、とりあえず「酸化マグネシュウム」を3錠服用。喉も乾いていたので水をガブ飲みしました。汗が引いたところで再度挑戦です!

次の戦いはわずかに出たと感じたもののほんの数かけら・・・。相変わらずそこにはカチンカチンのブツが蓋をした状態で籠城していました。更に闘うこと15分・・・もう限界です。腹筋を頑張らせる体力もなくなってきて、かと言って諦めるわけにも行かず、なんとか最後まで排出しなければなりません!さてどうする?と考え始めたとき、ふと思い出したことがありました。

身体的に排便が不自由な方はトイレで自分の手を使って掻き出すと聞いたことがありました。そしてその行為のためにトイレには「医療用使い捨て手袋」が常備されているとね。私の仕事スペースには、金属加工をするときに細かい金属片で手を傷つけ無いように「使い切り手袋 ニトリルゴム 極薄手 100枚入り」を常備しているのです。もちろん、介護用にも使われる手袋です。医療ドラマでよく観るあのゴム手袋ですね。これが使える!とひらめいて、トイレを一旦離脱!手袋を取りに行きました。

右手に手袋をはめて作業開始!肛門周辺を触ってみると、大きく膨れ上がっていました。排便される内容物が肛門周辺に集合しているのですが、頑固な親玉が出口を塞いでいてダム決壊寸前の状態。ちょっとだけ覗いている親玉に触れてみると見事にカッチカッチやぞ!これはやはり掻き出すしかありませんね!おもむろに人差し指を親玉に添わせて侵入させ、人差し指先を鍵状にして掻き出してみました。ボロリ、ボロリ、ボロリ、ひと指ごとに塊が落ちてきます。本当にカッチカッチのブツです。

ひたすら掻き出し行為を続けて行くと、これがなかなか終わらない。こんなにカッチカッチが続いていたらそりゃあ自力では排出できんわなあ!と妙な感心をしつつも数分後、ほぼ親玉とその子分たちは全員取り出すことに成功。ここから先は自然分娩にしよう!としたのですが、これまたなかなか頑固者が奥にいるようでそう簡単には処理が終わらないのです!

やがて5分が過ぎ、少しだけ腹部に移動感があり、自然分娩状態に持ち込めました。やがて最後の奴らも排出。頑固集団は一気に洗浄水とともに流れ去りました。ふう・・・。完了。スッキリしました!これが生まれてはじめて経験した「頑固者掻き出し」の実態です。薬による対処も考えられますが、あれ程の頑固集団は物理的対処でないと無理のような気がします。

今回の対処方確立によって、もう迷うことは無くなりました。いざというときは「躊躇なく掻き出す!」これさえ覚えておけばこの先安泰です!老人の腹圧は弱くなり、排出し難くなります。このような方策を今のうちに身につけられたことを感謝しつつ、水分をがぶ飲みし続ける私です!


本日の結論
「使い切り手袋 ニトリルゴム 極薄手 100枚入り」をご家庭に一箱お備えください!

「独断倉庫」に関しての御意見は「啓示倉庫」へ書き込んで下さいな。



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