盲点的散歩考

2019年06月02日 時間が奪われる事態が生まれている!


ここから下がらず、ダイエットの停滞が始まっている!


「同病の皆様!お気をつけくださいませ!」

もう皆様ご存知のとおり、私は糖尿病対策として日々散歩を続けています。1日一万歩前後を目標に続けているのですが、一つ困ったことが出てきました。読書する時間が確保でき難くなってきたのです。

以前は、読みたい本があれば朝食後に妻がスポーツジムにでかけたあと、リビングのソファーに陣取り読了するまで一気読みをすることが頻繁でした。大体4時間前後を読書タイムに当てていました。そのために買い込んだ本がたくさんあります。しかし、昨今の散歩漬けの日々のおかげでその読書タイムが散歩タイムに当てられているのです。

散歩が終わったあとに読むという手もあるのですが、散歩後は疲れていたり、汗をかいていたりで一旦シャワーを浴びてあれこれやっているうちに夕方に成り、妻が帰宅してしまうのです。そうなるともう読書する精神状態ではなくなってしまいます。

さらに、散歩のついでにBOOKOFF に立ち寄ったりすれば、ついつい新しく数冊購入してしまう事態に。そうなるとますます積み上げられた未読本が増えるばかり。他にもやりたいことがいくつかあるのですが、それらも手付かずで放置したままです。

散歩を日課にすることで、こんなに他が不自由になるとは思ってもいませんでした。かといって散歩をやめるという選択肢はありません。とにかく血糖値を下げ続けるためには食事療法と運動療法の両面作戦が必要なのですよ。

数日前に、ちょっと暴食をしてみました。すると、夕食後二時間の血糖値は222でした・・・。ダメダメです。翌日からすぐに修正して、翌日の夕食後二時間の血糖値は124でした。これは大正解です。要するに「ちょっと食事で無理をするとすぐに血糖値は上がる」ってことがよく分かりました。自宅で血糖値を測定する環境がないとなかなか気づきにくいのですがね。

散歩だってそうです。3月4月5月前半までは確実に1日10キロ前後を目安に歩き続けていたのですが、一旦血糖値が安定したということで歩数を減らしてみました。今は1日6キロ前後です。そうするとテキメンに体重の減少が止まりました。もちろんダイエットの停滞期でもあるのでしょうが、体重が70kg手前で留まったまま動かなくなったのです。むしろ微増する日もあり、やや焦りを感じ始めました。

そして先日のこと。新しいスニーカーのテストも兼ねて散歩に出たところ、スニーカーは脚にフィットして軽く非常に歩きやすいものでした。私の脚は左足に比べて右足の甲が「甲高だんびろ」です。これはずいぶん以前にやった骨折が原因でして、足の甲が少し腫れ上がった形で固定してしまったのです。そのせいで、靴は左に比べて右が少しキツく感じます。なかなかフォットする靴が見つからず困るのですが、今回は問題なしでした。

で、問題なしだと安心して20分ほど歩いていたところ、右膝が「グキッ」と鳴りかなりの痛みを感じました。しばし立ち止まり屈伸などをして様子を見つつ歩き出したところ更に痛みは増すばかり。ビッコを引きつつ早々と自宅へ向かいました。更に追い打ちをかける様に雨が降ってきてね。

自宅マンションの玄関を入るころに膝関節がうまく収まった感じがして、急に痛みが消えました。しかし、またあの痛みが振り返す可能性があるのでその日は早めに自宅でゆっくりすることに。シャワーを浴びてしばしおとなしくしていました。でも、やはり歩数が足りないと感じたので追加でフィットネスバイクを漕ぎ始めました。これだと膝も痛くありませんしね。

そして今日もまた読書タイムが失われてしまいました。多くの年寄りと散歩の途中で出くわします。見知った顔の方もいます。彼らもみんな健康に老後を生き延びるための運動として散歩をしているのですね。当事者になってやっと老人たちの散歩行動の意味を知りましたよ。こうやって日を追うごとに自分が「老人化」していくのを感じます。精神的にはなかなか老人化しないと思っていたのですが、肉体が老人化するとそれに比例して精神状態も引っ張られていくようです。かといって後戻りはできないのです。いま、健康な肉体を持っている皆様は是非健康状態を維持するように心がけてください!暴飲暴食と運動不足は確実に老後の自分を苦しめますからね!

5月31日に診察してもらうために眼科へ行きました。理由は、糖尿病の専門医から「高血糖が続いていたので合併症が心配です。眼底出血がないか確認してください」と紹介状を書いてもらいました。まずは視力検査から始まって様々な眼球の写真を撮影されて、最終的に瞳孔が開く薬を点眼されて30分ほど後に眼底の写真を撮影。結果は「加齢性黄斑、白内障、緑内障、眼底出血いずれも問題なし」と診断されました。念のために3か月後にもう一度検査してもらいます。このように、早めにしっかり確認してもらわないと糖尿病になった場合「失明」の恐れがあります。同病の皆様!お気をつけくださいませ!


本日の結論
糖尿病と判定されて3か月半。いまさらながら糖尿病の恐ろしさを感じています。

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