不安的解消法


2018年11月11日 emailやり取りの問題点!


Mr. Rick Wheeler


「相手が不安がるんです」

今月に入って、ひとつだけ不安になる状況が生まれました。なぜその状況が生まれたのか?いつもならズムーズに処理されることが、ある条件下で急に難しくなったのが原因なのですがその経緯です。そしてそれはどうやって解消されるのか?について書いてみます。

2012年から、私は Larry Carlton と親しくなりました。本人というよりもツアーマネージャー兼ギターテックの Rick なのですが。Rick はアメリカでは有名なツアーマネージャーで、Robben Frod もRick がツアーマネージャを務めています。他にも数名担当しているようですがね。Rick はもともとギタリストなのですが、ある日 Larry に「テックをやってくれないか?チューニングを合わせてくれればいいんだよ!簡単だから!」と言われたそうで、それ以来ツアーに参加しているのだとか。そして今ではすっかり名物ツアーマネージャーになっていると。

初めてお会いしたのは、2012年のRobben Ford 来日ツアーの楽屋でした。Robben に挨拶したあと、Rick から Larry の意向を教えてもらい、禅駆動の仕様をLarry 用に作り直すということで話がまとまりました。それ以来、Larry や Robben が来日する際には楽屋にお邪魔するようになりました。その直前には「あなたの都合の良い日を教えてください」とライブのご招待日が設定されます。

今までに何度もそれを繰り返してきたのですが、昨年 Rick が脚を大怪我して身動きが取れなくなり、昨年10月以降は代理のマネージャーが Robben や Larry の日本ツアーに同行していました。しかし、Rick の手配で代理マネージャーにも話が通っていて、スムーズにご招待を受けることが出来ました。そして・・・。

今年の10月になり、ようやく Rick が復活して Robben Ford と来日しました。怪我した脚も無事に回復しもう走れるまでになったと報告を受けました。やはり、本人が来日すると連絡もスムーズで問題なく、友人を含めてご招待を受けました。事前に、Robben も Rick も焼酎が大好きということを聞いていたので、お土産に宮崎県の焼酎{赤霧島」と「茜霧島」を持参しました。大喜びされましたよ。(特に気に入ったのは「赤霧島」だったとその後の報告で知りました)さらにその際、Larry Carlton はウォッカ好きだと聞いたので日本産の美味しいウォッカを探しておきました。次回の来日の際にお土産として渡そうと考えたからです。

その直後、11月15日から3日間、Larry Carlton のコンサートが、Billboard Live Tokyo で開催されることを知り、またもや Rick にご連絡をしてみました。「今回も Larry と一緒だよね?」と。すると以外な返事が。「今回は他の仕事とかぶってとても忙しいし、その当日は Robben の Itary ツアーの日なので日本には同行できないんだ」とね。でもその先には「いつものように田辺さんとお友達の招待を会場へ入れておくから、都合の良い日を知らせてください」と書かれていました。

もちろんすぐに、11月15日セカンドステージをリクエストしておきました。11月2日のことです。ところが、数日経っても Rick から返信がないのです。何だこれは?忙しいのは分かるけど、何かまた起こった?と一週間ほど待ってから再度同じ内容のメールを再送しておきました。

というのも、いままでに何度か Rick からのメールが不達になっていた経緯があったからです。もちろん私のメールも不達になっている可能性があります。そうなるともう連絡の取りようがなくてね。せめて「メールを受信した」との報告だけでも貰えればその不安はなくなるのですが。しかし・・・それでも返信が来ませんでした。

そこで11月10日朝に、これが最後の連絡になると思いながらメールを送ってみました。まずは「何度もメールを送ってゴメンね!あなたが忙しいのは理解しているのですが、あなたからの返信がないので、私のメールが届いているかがわからないのですよ。もう一度内容を送ります」と書いてから詳細を書きました。

すると今度は送信した5分後に返信が届きました「あなたが送ったメールはすべて受信している。あなたの都合の良い日も理解しています。会場へ連絡しておいたので今はその返事待ちです。ちょっと時間がかかると思いますが、かならず手配できますので、ギリギリまで辛抱して待っていてください!」とね。

いままでに彼の手配が間違ったことはないので、安心しているのですがそれでも返信がない不安はありますよね。ようやく落ち着きを取り戻した私でした。ここで教訓です。逆の立場になった場合、どうすればよいのでしょうか?私は問い合わせがあれば、知っている内容であればすぐに返信しますし、知らない問い合わせ内容であれば「調べるので少し時間をください」とまずは返信しておきます。ようするに、メールは会話ではないのでレンスポンスよくしておかないと途切れている期間は相手が不安がるんですよね。今は「問い合わせには可能な限り10分以内に返信する」をモットーにしています。

そういう意味では、LINE の既読マークや Messenger の様に相手が読んだことがすぐに分かる仕組みは素晴らしいですよね。相手が受信したとすぐに分かる仕組みは、東日本大震災後に出来た仕組みだとか。返事がなくても読んだのが分かるので安否確認が直ぐにできるからですね。


本日の結論
そういうことで、最近は連絡に Messenger や Facetime を使うことが多くなりました。

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