2017年09月02日 Wish から変なものが届く。
何故かこいつが送られてきた！
「くだらない商品がいっぱい！」今年の7月始めから中華系通販サイト「Wish」に日々アクセスして楽しんでいました。一つには現実逃避という面もあったのでしょう。悪天候の日々と猛暑の日々に部屋にこもっていましたからね。プライベートでも少し嫌なことがあったし、母親も体調異変で少しバタついたしでね。約2か月間に渡りWishの買い物を楽しみましたが、一応8月末で打ち止めにしました。様々なストレスが一応過ぎ去りましたから。
実はこのWishでの買い物に関して少し思うところがありました。何かの感覚に似ていると思ったからです。それは子供の頃にほぼ毎日のように通った駄菓子屋に似ていたのですよ。昭和39年前後、1963年〜1964年頃。東京オリンピックの前後の頃のこと。私は「鍵っ子」でした。両親は共稼ぎでしたので、小学校から返ってくると台所に置いてある小遣いを握りしめて近所の駄菓子屋に行きました。
当時の小遣いは一日15円。1週間で105円というもの。5円、10円の駄菓子を買って喜んでいました。駄菓子屋という狭い範囲での買い物でしたが、それでも毎日自分の判断で買い物できるのは嬉しかったのですよ。クジを引いたりしてね。
そんなある日、異変が起こりました。小学校から帰宅すると、テーブルの上にあるはずのお小遣いがないのです。母親が置き忘れたのか？と思いましたが・・・。そして真相が判明したのは夕方でした。私には3歳年下の弟がいます。私より早く帰宅した弟が、私の分のお小遣いも持っていってしまったのです。なんだそれは？翌日それを母親に補填してもらった記憶はないのですがね。当時の子供にとっては15円は悔しい金額でした。そして、さらに思い出したのです。弟はその直後に、母の財布から1,000円をこっそり抜いて豪遊したようです。当時100円以上はお年玉の金額でしたからね。しかしその後、私は1,000円を母からもらうことはなく、弟だけがいい思いをしてと、とても不条理に感じたものでした。でも・・・ウヤムヤのうちに忘れ去りましたがね。
Wishのビジネスモデルはちょっと理解できない面があります。それは「商品無料」というもの。送料だけ支払えば商品が送られてくるものが多いのです。例えば、商品は無料で送料が222円とかね。しかし同じ商品を他のショップでは111円で販売し送料は111円。結果的に同じ金額になっています。意味がわかりにくい値付けですね。無料には飛びつきやすいけどその分だけ送料を高くしているようです。小さな商品だと送料は110円から500円程度です。つまり、大人なら手を出しやすい送料の設定なんです。コレがまさに駄菓子屋の感覚。
商品が無料で中国からの送料が200円前後というのは、今の日本の大人にしてみれば「駄菓子屋」感覚でしょ？たとえ変な商品を掴まされても諦めが付く金額ですからね。しかしこんなこともありました。先日、iPhone7用にライトニング・ケーブルを買いました。コネクタ部分がマグネットになっていて先端が取り外しができ面白そうでした。結果から言うと大外れ。ほぼ充電できない商品でした。チェック後さっそくWishにクレームを出しました。「充電できないので作動する商品を再度送るか、返金をして欲しい」とね。このクレームに対する反応はあまり期待していなかったのですが・・・。翌日事務局から「すぐに返金する」と返事が来て、クレームを出して2日後には返金されてきました。事務局はちゃんとしているようです。支払った金額は331円だったのに、返金は482円でした。意味判らず・・・。
昨日、Wishで変なことが起こりました。突然Wishから封筒が送られてきて、触ってみると記憶に無さそうなケーブルです。開封してみると出てきたのは1ｍのカテゴリー5E・イーサケーブルでした。ナニコレ？発注した記憶が無いのです。もちろん今私が全く必要としていない商品ですしね。まさか無意識のうちに発注したのか？と思ってWishのサイト上にある発注記録のリストを見ましたが、やはりそこにもこの商品の記録はありませんでした。何がどうなっているのやら？
このところ様々な商品を発注し続けたので、中国のショップが「見本送付」してきたの？とも思いましたが、それにしてもなんでこの商品？という疑問もあり訳が分かりません。ショップによっては商品無料で送料だけ220円の商品ですから、押し売りにもなりはしない金額ですからね。私が使う支払い方法はPaypalですから、相手は勝手に引き落とせませんし。
なにはともあれ、Wishにはくだらない商品がいっぱい！面白そうな商品、呆れる商品にあふれています。いわゆるアダルト系のオモチャもわんさかと出てきます。通常の感覚では決して手を出さないような品でも「無料」と書かれていればつい手を出してしまうそんな仕掛けなのですね。でも気をつけてください。商品紹介の写真が怪しかったり、写真と同じ仕様の品が届かなかったり、誤解させるような写真だったり、説明文の英文がインチキだったりしますから。で、私はその騙され具合を結構笑っているんですよ。「ほ〜！そう来たか！」とね。
本日の結論
騙されてもよい方だけ遊んでください！
「独断倉庫」に関しての御意見は「啓示倉庫」へ書き込んで下さいな。
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