詐欺的事件疑

2017年07月13日 中野まで手渡しに出掛けた結果こうなった!


この写真から想像もできない状況が生まれた!



「犯人側からの視点だとこういう進み具合」

うだる暑さの中、事件発生!まずはどのような事件なのか経緯を書いてみよう。今回は実名で記述する、事件解決すればこのページは無かったこととしよう。

スタートは、2017年6月21日。メキシコから弾駆動のオーダー・メールが届いた。Mr. Dante Guerreo と名乗っていた。メールアドレスは dantguerrero@gmail.com である。本人の名前を使ったメールアドレスなのでシンクロしている。その際に、近々日本へ行くので直接受け取りたいが可能かと問い合わせがあった。可能であると返事した。6月26日〜29日の間に来日するとMr. Dante Guerreo は伝えてきた。

6月22日 弾駆動が完成。

6月24日 PayPalから支払いがあった。この時点でアルことに気づく。PayPalから届いたメールにある登録メール・アドレスは Mr. Dante Guerreo の dantguerrero@gmail.com なのだが、登録名が Leidy ruiz なっていたのだ。なぜだ?だが、今までにもこのケースは多々有り、奥様名義だったりするので気にしてはいなかった。住所の欄にはちゃんと Dante Guerreo と表記されているのでココまでは問題ない。

実はこの時もう一つの疑問が浮かんでいた。
日本へ来て直接商品を受け取る予定なのに、なぜ現金との交換ではなくPayPal支払いなのか?クレジットカードで支払えるからそうするのか?朧気ながらに考えていた私だった・・・。これが間違いの始まりか?

やがて Mr. Dante Guerreo 来日直前に、6月27日午前07時30分新中野駅そばの宿泊施設に届けて欲しいと連絡があった。承諾し、その時刻に届けることを伝えた。

6月27日7時30分 指定された新中野の「にじいろ荘」へ到着。呼び鈴を押しすぐに Mr. Dante Guerreo が出てきた。弾駆動を手渡し証拠の記念撮影を行う。この時点でどうやってそれが Mr. Dante Guerreo であると確認できたのか?Facebook での本人の画像確認である。この直後、 Mr. Dante Guerreo もその記念写真を6月30日にFacebook で開示している。つまり、本人が弾駆動を受け取ったことは本人がSNSで証明しているのだ。そして、私と Mr. Dante Guerreo はFacebook でフレンド申請し繋がった。

これで全てが終わるはずだったのだが・・・。

ちょっと理解できない変な事件が本日発生!幾つか問い合わせ中なので、まだ全体像が見えない。何故そうなるのか?理解に苦しむ。PayPalに問い合わせたところ詐欺の可能性があると言うが・・・。って・・・どんな詐欺?イマイチ理解し難いのだよね。

6月21日にオーダーがあり製作した。直後に支払いがあった。6月27日買い手が来日した際、商品を東京で直接手渡した。すると半月後に、PayPalから「買い手はこの買物をしなかったと主張している」とのメールが届き、払い込まれた金額がPaPal内で凍結されている状態。いまここ。

しかし、私が売った相手とクレームを付けた人物の名前が違っている。でも、メールアドレスは同じ。私が手渡した相手と同じ名前が含まれているメールアドレスだ。

PayPalに電話で問い合わせたら、運送会社が介在していないのでエビデンスが存在しない。よって、売り手保護プログタムの対象のケースではないと言う。運送会社を介在させないための直接受け取り詐欺?しかしなあ・・・一緒に写真を撮って証拠は相手のSNSにも残っているしなあ・・・。渡した相手の名前もメールアドレスとシンクロしているし。一体何があった?クレームを付けている別の名前って誰?ということでPayPalに証拠となりそうな幾つかの画像データを送って調査続行中!

冷静に考えると、これが詐欺であればこういう手口である。
犯人側からの視点だとこういう進み具合。

まず、注文を出す。
PayPalで支払う。
商品を直接受け取る。
運送会社の証拠伝票が存在しないのでPayPalに購入していないとクレーム申告。
PayPal口座がしばし凍結。
売り手は証拠伝票がないため商品発送を証明できず。
PayPalは払い戻しを決定。

しかし、当方で見つけた証拠をPayPalに送ったことで、買い手の一方的な主張だけでは今後進まなくなる。しばしPayPalの審議が行われ調査が始まるようだ。解決まで数十日掛かるようだが、別に急いではいないのでじっくり調査していただきたい!もしこれが手違いによるものでなければ、あいつはクソ野郎である!

今後コレを回避するには二つの方法しかない。

1 PayPalでは必ず配送業者を介在させエビデンスを発生させる。
2 手渡しの際には、現金と商品の直接交換とする。

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本日深夜になり、やっとメキシコが朝になったので本人と連絡がついた。結論から書けば「詐欺」ではなかった。仕事のパートナーが二人で一つのPayPalアカウントを利用していたのだ。もう一人が今回のオーダーを知らず「私は買っていない!」とPayPalに異議申し立てをしてしまったようだ。結果、私の口座が凍結されたと。

もっと詳しく書くと、二人で一つの口座を使っていて、それぞれに登録しリンクしたクレジットカードA,Bの2枚があり、本来Aカードに請求されるべきところを手違いでBカードに請求が行ったと。そこでBカードの持ち主である相方が「私は購入していません!」とPayPALに異議申し立てをしたと。つまり、買い手が支払いをする際に間違えて相方のカード番号をチョイスして支払っちまったという結果でありました!

まさか、二人で一つの口座を使っていたとは想像もできなかったが・・・。てなことで、地球の反対側で今、本人たちがドタバタしつつ事後処理に動き始めたようだ。もしこれで解決せず、PayPalが強制的に返金してしまったら、すぐにもう一度支払うので「PayPalで再請求をしてほしい」と本人から申し出があった。メキシコ人平謝りの状況である!このような事件が起こると、人はすぐに「詐欺だ!」と騒ぎがちだが、落ち着いて対処すれば結果はこのようになる。「幽霊の正体見たり枯れ尾花」ってやつだね。結論は相手の「凡ミス」ってやつだった!以上!報告終わり!


本日の結論
何故そうなったのかを知りたいという欲求が強くて、一日中考え込んでしまった!

「独断倉庫」に関しての御意見は「啓示倉庫」へ書き込んで下さいな。



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