台所的改装談

2017年05月26日 29年目の台所改装!

リフォーム前 リフォーム後


「大人のキッチンへ変身」

長年、一つの家に住み続けると生活の垢がたまりますね。数年前に殆どの部屋をリフォームしたのですが、台所は手付かずのままでした。妻はずっと前から「キッチンもリフォームしたい!」と言い続けていました。しかしそれにはかなりの費用が発生しますし、特に使用上の不便はなかったのでズルズルと放置しておりました。

入居から29年たち、そろそろ妻も精神的に限界に来たようで昨年から熱心にキッチンリフォームを企てておりました。その大きな要因は「費用の確保」です。キッチン全面リフォームとなれば、100万円単位で必要となります。私もなかなか「ウン」とは言えない金額でした。しかし・・・。

会社を立ち上げてからずっと、妻には従業員としての給料を払ってきました。それは「妻の稼いだ金」ですから、生活費には加えず妻の口座へ貯まり続けていました。多くは孫のために使われていたようですが、それでもある程度たまってきたのです。するとそのお金は妻の自由意思で使えるわけです。私に気兼ねすることはありませんし、私自身も干渉する気はありませんでした。

そこで妻は今年に入り一気に、リフォーム業者を呼んで見積もり製作に入りました。当然、2社競合にしていました。その結果、前回もやってもらった業者に決定!その後、設計やデザインの検討会が数回行われ、近所のクリナップショールームで具体的な仕様を検討。私は妻が欲しい仕様にすべておまかせ。カラーリングについて意見を求められたときだけ答えるようにしました。妻の台所ですからね!そして、最終見積が決定!

余談ですが、なぜ「クリナップ」のシステム・キッチンにしたのかは、私がかつて映像プロデューサーとして会社員だった頃、クリナップのPRビデオの仕事で、ほぼ一年間に渡り福島県にある工場に通い、インタビュー取材したりしていました。それ以外にも、多くのクリナップのTVCMを手がけていましたので、他のメーカーを選ぶ気にはなれませんでした。最終的にリフォーム作業は5月23日から4日間に決定。価格も思っていたよりかなり安く抑えられました。



作業開始日は、まず玄関からキッチンまでの養生から始まり、29年間使ってきたシステムキッチンの撤去。当家はマンション内で駐車場から一番遠い場所にあり、エレベータも途中までしか使えないので、このような作業は資材を搬入搬出するのが大変です。職人さんにはいつも「搬入しづらくてスミマセンねえ・・・」と声をかけ続けるのですがね。


旧台所最後の姿。



撤去作業は続きます。


撤去完了!

二日目は、キッチンパネルの貼り込み作業。タイル面だった壁がガラス繊維のツルリとしたパネルに変更されました。これだけでもかなり雰囲気が違ってきます。目地がないので掃除もしやすくなりました。細かな作業でしたが、妻がその場で思いついた追加要求にも対応してもらえて、じっくりと採寸しつつ丸一日掛かって完了。明るくなりましたね。


正面をガラス繊維のパネルに変更!

3日目にシステムキッチンの搬入と取り付け、コンセント等の電気配線処理、さらにコーキング等の細かな水対策の仕上げ。かなり遅い時間まで職人さんは頑張って美しく仕上げてくれました!


流し台の取り付けです。

4日目に、水道等、水回りの取り付け。ガスの配管、内装の最終仕上げ及びチェックで完了でした!ちなみに、換気扇とガス台は、取替えたばかりだったのでそのまま流用です。


仕上げ作業のスタッフの皆さん!

落ち着いた色合いで、大人のキッチンへ変身しましたね。ラインもシャープになりましたね。これでまた30年間使い続けるわけですが・・・。たぶんその頃には私はいないでしょうがね。


完成形



本日の結論
妻が持ち続けた不満がこれで当分は落ち着くか?

「独断倉庫」に関しての御意見は「啓示倉庫」へ書き込んで下さいな。



GO TO HOME PAGE