光獣的一考察

2016年07月23日 行動への意欲は!



「これだけやってみれば?」

1週間前、右耳が「突発性難聴」に突入しました。連休明けの7月19日にいつもの病院へ飛び込み、ステロイド剤投与を開始しました。おかげさまで、昨日朝から圧迫感も無くなりスッキリと目覚めることが出来るようになりました。「突発性難聴」とは言え、こう何度も突入してしまうと「慢性化突発性難聴」といった感じですかね。明日でステロイド剤投与は完了です。その後は別の薬を数日間飲み27日に聴覚の再検査して治療完了予定です。まあ体感としてはもう問題無いでしょう。「突発性難聴」は1週間以上放って置くと元に戻らない可能性大ですので、ちょっとでも耳の調子が変だと思ったらすぐに「耳鼻科へGO!」ですね。

症状で言うと「突発性難聴」に突入した直後から右耳に圧迫感があり、周波数の1500Hz以下がとても聴こえにくくなり、さらに聞こえている部分も歪が掛かってしまいました。左右の聞こえ方のバランスが悪いのでとても不快で体のバランス感も変です。気分も少し鬱方向に引っ張られる感じがしますね。本を読もうとしても集中できないし、ギターを練習しようと思ってもサウンドが正しく聞こえないのでやる気失せるし・・・。



ちなみに私の今回の症状は「メニエール病」だそうです。突入2日目にはかなり目眩もありましたね。内耳にリンパ液が溜まって腫れ上がっている状態なので、三半規管が影響を受けて平衡感覚もおかしくなるとか。ですので、投薬治療は主にその腫れを無くすものなんですね。ということでそろそろ腫れも引いてきたので調子良くなってきたということです。薬が効いてくると本当にスッキリと気持ちよくなりますよ!てなことで、本日はステロイド剤も効いていてかなり気分が明るいですね!



話変わって・・・。

さて、そんな昨日のこと。朝の時点で「POKEMON GO」のアプリがダウンロードできるようになりましたね。10時頃にアプリはダウンロードできたのですが、なかなか登録ができずスタートできませんでした。結局何度やってもダメで深夜に諦めて寝てしまいましたが、本日朝になり「Google」のアカウントを新しく作ってエントリーし直したらあっさり登録完了できました。な〜んだ・・・。最初からそうやりゃよかったんだね!24時間無駄にしたっと!

ところで私はもちろんポケモン世代ではありませんね。ではなぜ?それは「社会現象を起こしているコレってどういうものなの?」という単なる興味からです・肯定するにも否定するにも、まずは一度いじって自分で体感しないと何も語れないと思いましてね。このページを読んでいる方がほぼ「POKEMON GO」が何であるかをご存知だという前提でこの先を書いてみます。

ゲームの中にはポケストップという地点があります。実際に公園などの現実の場所に設定されています。ポケモン達を捕まえるためのポケモンボールを手に入れるための場所です。そのボールをたくさん持っていないと捕獲にいけませんね。そのため、ゲームする人々はまずポケストップを探し、そこまで出かけてポケモンボールをゲットします。もちろん、ポケモンボールを消費したらまた補充しなければなりません。こんなことがあるので、ゲーム中の人々はポケモンを捕まえるだけでなくボールを補充する意味でも町中をうろつくハメになると。という、前提で続きを書くと・・・。


これがポケストップのサイン!

ところが・・・私は今朝、登録完了してその直後に気づいたのですが、当家のリビングルームの窓外の公園がなんと!そのポケストップだったのですよ!つまり、私は自宅のソファーでテレビを眺めていても5分毎にポケモンボールがゲット可能なんです。大笑いですよ。どこにも出かけなくてもゲットですから!このゲームの趣旨に反するゲット方法ですなあ!ちなみに、上の画像がそのリビング・ソファーに座ったまんまの状態で表示されるんですよ〜!あっという間に150個ほど貯めてしまいました。

今朝、妻も同時に参加しまして、しばしルールの説明などしていましたが・・・。30分ほどしてから妻が突然「ポケモン・ゲットしに散歩行こう!」と言い始めました。テレビゲームなどまったく興味ない妻が言い出したのでビックリ!散歩ついでに付き合って30分ほど歩きました。近所で5匹ほどゲットしましたがね。

ネット上に、もういろいろ意見が出ておりますが、引きこもりが「POKEMON GO」で表に出てきたとか、皮肉を言う方もおりますが、私は少し思いが違いました。鬱病の経験者としては、ひょっとして鬱病患者にとって救いになるかもしれないってことなんです。何もできなくなり、体を動かすことへのモチベーションが無くなり、思考も乱れがちになる鬱病患者にとって自主的に体を動かすことはとても重要です。運動不足は更に病状を悪化させます。かと言って何も目的がない状況で「散歩」をやれと言われても、なかなか出来るものではありません。

妻が思わず「ポケモン・ゲットしに散歩行こう!」と言ったように、鬱病患者が家から一足踏み出すためのきっかけになれば面白いなと思ったんですよ。鬱病患者は重症化すると何もできなくなりますが、私の経験で言えば、少し体が動くようになった頃は他のことをすべて放り出してみれば、一つくらいはなんとか集中できることがあるんですよ。他はまったくやらなくていいから「これだけやってみれば?」と言われればある程度対応できる事もあるんです。もちろん責任を伴わない事柄ですけどね。

まさしく「POKEMON GO」ってそれでしょ?基本的に無料だし。ただし、条件がありますね。鬱病患者は一つのことに集中すると他のことが全く見えなくなります。信じられないほど周りが見えなくなります。つまり「POKEMON GO」の為に出かける時は必ず引率者が必要ってこと。それがクリアできれば鬱病による運動不足対策にも役立つのでは?と思った本日でした。


本日の結論
このところ暇な日が続いています!

「独断倉庫」に関しての御意見は「啓示倉庫」へ書き込んで下さいな。



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