奇跡的電灯談
2016年04月18日 5年前の手土産がいま蘇る!



「LED仕様006P電池式懐中電灯」

熊本の16日深夜の大地震の後は・・・。14日には連絡が取れていた友人とも連絡がつかず、ドキドキして待っておりました・・・。

そして意外な展開が!

今を去ること5年前。2011.03.11東北の大震災の際に関東地方もかなりの打撃を受けました。街中が停電になり、ガソリンは不足し、食料品が店頭から消えました。幸いにして当家が入っているマンションは、一度も停電すること無く過ごせましたが・・・。

数日後のこと、少し体を動かしてみようと自転車で走り回って、知人の店に顔を出した所こんな相談を受けました。「近所の老人たちが懐中電灯を探しているんだけどもう売っていないし、たとえ懐中電灯を持っていても電池が手にはいらないので困っているんです!うちに買いに来られるんだけど、うちにももう在庫がなくてね」

そこで考えたことは、単三電池や単一電池を使う懐中電灯は世の中にたくさんあるので当然、それら用の電池は枯渇してしまったと。だが、四角い9V電池の006Pは使いようがないので、まだ店頭に残っていると・・・。そうだ!006Pを使える懐中電灯を作ればいいんだ!すぐに家に戻りうちにある材料を使って作ったのがコレ。


LEDを使っているので省エネ、四角い9V電池は長持ちするのでかなりの期間使うことが出来ます。すぐに材料を手配し20個ほど作って届けました。ポケットに入るサイズだし、四角いので立てて置けます。白い壁際に置くと反射で部屋がかなり明るくなります。「電気ロウソク」と言った感じでしょうか。スイッチ付きなので、どうしても必要なときだけ使えばかなり長期間使えます。


5年前の20個

そして今回、熊本で停電に見舞われている友人にもコレが届けられたらと考えていました。しかし、ヤマトも佐川もJPも現時点で熊本への配送はできないと判明。そりゃそうだよね。道路が不通なんだから。

そして、この画像を Facebook にアップロードしたところ、熊本の友人が今朝になり書き込んでくれました!ロウソク代わりになるものを家の中で探しまくったところ、5年前に私が彼に手土産としてプレゼントしたのが見つかって、使い始めているとのこと。

余震が続く中では、たとえ停電であってもロウソクは火災を出す可能性があるので怖くて使えないのですよ。その点この「LED仕様006P電池式懐中電灯」はその心配がないので安心して使えます。とてもありがたいと喜んでいましたね。

私自身が、差しあげたことを忘れていたので、これはビックリの報告でした!友人宅では電気も回復したようですが 、まだまだ今後も停電の可能性があるわけで、このまま手元において使い続けていただきたいと願うばかりです。

現在は、断水しているので困っているとの報告がありました。これはこちらからはどうしようもないのですが、報道によると今夜中には水道も復旧するとか。もう少し持ちこたえていて下さい!



本日の結論
なにが功を奏するかわからないという見本みたいな出来事でした!

「独断倉庫」に関しての御意見は「啓示倉庫」へ書き込んで下さいな。



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