中華的土産話


2016年02月11日 綿貫さんのお土産は!


現在は、中国の上海に出向中の綿貫さん!


「なんて言うんだこれは?」

もう10年以上のお付き合いになるが、長年お付き合いいただいている綿貫さんが、中国の新年休みに入ったのでと一時帰国され当家へ遊びにこられた。綿貫さんは、私がペダルを作るきっかけを作っていただいた方だ。今も日々、上海方面に礼拝し(ウソ)感謝をしている方である。到着されて早々に、綿貫さんは観ていなかったと言うので録りためてあった「SONGS(REBBECA)」を眺めつつ、つもる話もあれこれ。

こんな状況の中で、綿貫さんから中国土産を2つ頂いた。ひとつはハンダゴテ。これはまだいくつか問題をはらんでいるのでいずれご紹介するとして、もう一つの「お菓子」についてご報告しよう!このお菓子は綿貫さん自身からも「ネタにして下さい!」と渡されたものなのだ。

まずは全体像を観ていただこうか。パッケージと取り出した透明プラスティック・ケースに入ったお菓子本体だ。お菓子はケースにびっちり入れられている。何やら繊維っぽい物体がグルグルとまとまっていて、その隙間に小さな黒い粒や茶色の粒が見える。一見するとグレーで、食品には見えない。例えは悪いが「掃除機に吸い込んだ綿埃」に見えなくもないなあ・・・。最初の一口になかなか手が出せない感じだ。



上海特産と書かれているが・・・本当か?綿貫氏は中国人の知人に「どれが美味しい?」と聞いたらこれだと言われたという。しかし・・・他の方に聞くと、どれでも全部美味しい!と言うようだ。結局どれだかよくわからないのでこれにしたようだが・・・。もちろんこれは、綿貫氏も食べたことがないお菓子なのだ。ではアップで見てみよう。やはり・・・掃除機の中の糸くず状態に見える・・・。パッケージの裏には純天然素材と書いてあるのだがね。



ひとつ口に放り込んでみた。押さえ目の甘さの中に胡麻とナッツの香りが香ばしい。味としては上品なものだね。もちろん、綿貫氏も同時に口にしたのだが感想は全く同じ。見た目と味のギャップが大きい感じがする。空気を多く含んでいるので、口の中でさらりと溶けてしまった。念の為にもう一つ口にする。やはり胡麻の味が特徴だね。成分表を見るとかなり脂肪分が多いようだ。ナッツと胡麻によるものなのだろう。

綿貫氏との交流は夕方6時半で終了。横浜方面に向かわれるというので日吉駅までお送りして再会をお約束しつつお別れした。この日、時間が空いているので来られるかもと言っていたギタリストの是永氏は、当日の雑誌取材が夕方まで長引いて到着できず。残念だったが、また次の機会もあるので楽しみに待っていよう!

さて問題はここからだ。

妻が帰宅して「なにこれ?」ってなことでなかなか手を出さなかったのだが、今朝のことついに妻が恐るおそる口にしたのである。結果から言えば結構妻が好きな味だったようだ。透明プラスチックのケースにまだいっぱい詰まっているので、数日は楽しめそうだねと思っていたのだが・・・。

妻が突然「あら〜〜〜!!!」と声を上げた!なんだなんだ?と聞いてみたところ、妻がその中国製お菓子を指差して大笑いしていたのだ。以下にその画像をお見せしよう。まずは笑う前の画像から。一段目のお菓子を食べ終わりそうになって、下の段との仕切りの丸い紙が見えている。



そこで妻は、そろそろ下の段に移ろうと仕切りの紙を取り除いたのだ!その瞬間見えたものは ・・・!えええ!なにこれ〜〜〜!!!



真ん中にポッカリと大きな空間が出現したのだ!薄いプラスティックで作られたコップのような物体が逆さまにセットされていて、お菓子はその周辺にへばりつくようにレイアウトされていたのだ!これは上げ底ではないなあ・・・。なんて言うんだこれは?中抜き?綿貫さんが持ってきた中抜き?


本日の結論
てなことで、綿貫氏の目論見通りお土産は「見事なネタ」として仕上がったとさ!

「独断倉庫」に関しての御意見は「啓示倉庫」へ書き込んで下さいな。



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