名機的再生壱

2013年12月06日 いつになったら真っ当に動くのでしょうか!


HASSELBLAD 500EL/M ジャンク



「下手すると本体より高くなりかねないなあ・・・」

先日購入した HASSELBLAD 500C/M はその後、フィルター、フード、ストラップ、そしてフィルムがようやく揃い、いつでも撮影出来る体勢が整いました。しかし、まだ一度もフィルムを詰める事無く放置している状態。なんだろね?

そんな最中にまたしても、よせばいいのに HASSELBLAD 500EL/M のジャンク品に手を出してしまいました!こんな値段じゃ絶対落札出来ないだろうと入札してみたところ、なんと10,050円であっさりと手に入ってしまったのですよ。

ただし、この個体は作動確認していないジャンクだというのがキモですね。さらに、シャッターボタンがついていないので、電池を入れても動作確認が出来ません。もちろん専用電池もついていませんし、フォーカスフード、フォーカススクリーン、フィルムパック、もちろんレンズも付いていません。本当に本体だけのジャンクなんですよ。

すでに、フォーカスフード、フォーカススクリーン、シャッターボタンは ebay で落札済です。あとはフィルムパックとレンズですね。これは、取りあえず前回手に入れた500C/Mのヤツを使って遊んでみます。

で、今回の最大の問題は電源です。モーダードライブカメラなので、電源が必要です。専用バッテリーはなかなか手に入らないし高いので、9V電池の006Pを使って専用バッテリーの代用品を作りましょう!

さっそくあれこれ考えて、まずはシンプルなプロトタイプを作り、カメラのモーターが作動するのを確認したいですね。構造は簡単なので、すぐに試作に取りかかり10分後にはなんとか使えそうなものが出来ました。ところが・・・。電池アダプターのサイズを確認しようと電池ケースにセットし蓋を閉めたところ・・・ボロリとフタのストッパーもげてしまったのです!うおおお〜〜〜!!!


壊れたストッパーの 構造を観察すると、樹脂で出来た部分のみが割れてしまっていますね。このパーツさえ手に入ればすぐに復活出来るのですが・・・。なにせ、人類を月に送ったとき月面の記録用に使われたカメラですから、とても古いんですよ。いまさらパーツが手に入るかどうか・・・。すでに日本の販売代理店は修理の受付を完了していますし・・・。でも、頑丈さで有名な HASSELBLAD に、なんでこんなヤワなパーツを採用したのだろう?金属製にすれば問題ないのにね・・・。



まずは、このパーツが無いとこの先何も出来ない状況なので、遥か銀河の彼方までストッパー探しの旅に出ますか!でも、ストッパーが見つからなければどうしよう?自力で作り出すことは出来るんだろうかね?例えば、金属棒から削り出すとか・・・。下手すると本体より高くなりかねないなあ・・・。

さて、これからどうなるのか?波乱の幕開けでありますが、いつの日か真っ当に作動する個体になるまで育て上げましょう!時間はたっぷりあるので、1年ぐらいかけてじっくりやってみましょうかね!


本日の結論
誰か、このストッパーを持ってませんか?持ってないよねえ・・・。

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