野鳥的餌付中
2006年03月31日 自然を楽しんでみるか・・・。


「癒されるのはありがたいことだ」

いよいよ本年度も最終日となった。各社の本年度の売り上げはいかがだっただろうか?まだまだ絶好調の景気とは言いがたい世の中である。売り上げもそこそこってなことだろうか?そんな決算期に休職しのんびり自宅で過ごし続けている私である。何にもしていない現状に罪悪感が少し有るか?有るような気もするし無いような気もするし、中途半端な立場だなあ・・・。

約2か月前に当家のペットが死んだ。白文鳥のラッキーだ。そして残されたモノは鳥小屋と大量の小鳥用のエサだった。ペットが死んでしまった失望感に、しばらくは何もしていなかったが、残されたエサを観ているうちに自然の鳥をかわいがってみようという気になった。ベランダに以前から、エサ場と水飲み場を作っていたのだが、そこへのエサ補充に私は無関心だった。妻が時折、残りご飯を入れたりして餌付けしているのは知っていたのだが。

毎日自宅にいると、自然とベランダのエサ場に目がいく。妻が餌付けしていたスズメが時折飛んで来て、エサ場を覗き込んでいる。しかし、エサは無い。それに気付いたとき、私は「ラッキーのエサがのこってるぢゃん!」と思い出した。小鳥用の専用エサを餌付けに使えば自然界の小鳥たちにも好評のはずである!そこで「小鳥専用エサ」の袋を引っ張り出しエサ場に少し置いてみた。そして観察を続けた。

すぐに雀が一羽が近づいて来た。偵察隊なのか?エサ場を覗き込んですぐに飛び立ってしまった。しかし直後に一羽また一羽と近づいて来るスズメが増え続け、エサ場には10羽以上が集まってしまった。一斉にエサをついばみ始めしばらく賑わっていたが、突然その動きに変化が現れた。新しい鳥が登場したのである!

 


大型インコの登場だ!隣の画像と比べてもらえれば体長の差がよく分かるが、小柄な雀にとって大型インコははイヤな存在なのだろう。遠巻きにして観ているしか無いのである。この画像が荒いのは大きく撮影しようと近づくとすぐに逃げてしまうので、かなり離れた場所からガラス越しに撮影しているからだ。

大型インコが腹一杯になって飛び去ってしまうと、またもやスズメが集まって来た。そうこうするうちに、再び中型の見慣れない黒っぽい鳥がやってきてスズメは蹴散らされてしまった。こうなるとどうも私は雀に肩入れしたくなる。体力にもの言わせて弱者を蹴散らすヤツらはどうも好きになれないのだ。しかし、それが自然界の掟というもの。

自宅内で餌付けするのではないので、小鳥たちとこれ以上仲良くなれる事はない。私は集まった鳥たちをただ見つめているだけしか出来ない。だが、ボ〜ッとこの光景を眺めているだけで心安らぐ感じがする。毎日少量だがエサを与える行為で逆に私自身が癒されるのはありがたいことだ。本来なら私の手の上からエサをついばんでくれる事が出来れば嬉しいのだが・・・。自然界の鳥では無理だよなあ・・・。

エサ場の位置を毎日微妙に部屋の中に近づけて行けば、そのうち鳥たちは部屋の中にまで入ってくるようになるだろうか?これもまた無理だよな〜きっと・・・。



本日の結論
かといって新しいペットを飼う気はまだしないなあ。

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