六弦的魔力謎

2003年01月15日 想像もしていない結末となるのか〜〜〜!


この幻を追い続け27年。

「つまらない!」

苦悩の「謎人編」に突入!

待てと言われればいつまでも待つ!それが今回の掟だった。だが「待ち」の体勢のまま、いくつもの謎が生まれた。そして、倉庫 番(くらこ つがい)は「入手」「返金」「詐取」の三つの可能性の次に存在する、恐ろしい第四の可能性に気付いた。果たしてそれはどの程度の確率で発生する可能性があるのか?今、倉庫 番の苦悩が始まった・・・。

♪〜〜〜風の中のす〜ばる〜〜〜(紅白は観た〜?)〜〜〜♪

私家版

プロジェクト
HEX(ヘックス)
「D-45を追え!謎人編」

2003年01月13日。出品者はその後どのような状態にあるのか、探りを入れてみた。出品者の登録しているオークションページを開いてみた。なに・・・?そこには信じられない光景があった。あれ程存在していた出品物は見事に一点も存在しなかった。活動を停止している・・・。出品者の個人情報欄を開いてみた。そしてそこには「きついインフルエンザでダウンしている」旨が書き込まれていた。

出品者が病気だと言っていたのは本当だったのか?確かにインフルエンザに罹ってひどい目にあっている人々はこのところ多かった。倉庫 番の娘も39.2度の高熱を出し、1週間以上に渡り、一晩中咳が止まる事はなかった。あの状態と同じなのか?あの状態だとすれば、大量の商品を発送する為の梱包作業が困難なのは理解できた。膨大な伝票処理の苦痛も待っていた。

だとすれば、出品者が倒れている間にオークション終了し落札された、年末から溜まっている膨大な商品すべての発送が出来ず、問題は山積みのはずだった。倉庫 番以外の落札者からも多くの督促メールが押し寄せているはずだった。今、病の床にいる状況でどう対処すると言うのか?

その時、倉庫 番は第四の結果が起こる可能性に思い当たった。慄然とした!出品者が以前から主張しているように「本当の病」で、発送処理できない程ひどい状況で倒れているのなら「心臓病 + きついインフルエンザ」によるダブる攻撃を受けた事になる。体力が弱まって、心臓がアップアップしているところへインフルエンザのウイルスは容赦なく襲い掛かっているのだ。

出品者は一度聞いた声の感じからすると中年であった。それも充分に50歳は越していると思われた。第四の結末の可能性「心室細動」その言葉が倉庫番の脳裏に不気味な影を伴って浮かび上がって来た。もしその事態になれば、瞬間にすべての連絡が途絶える。「入手」「返金」「詐取」いずれにもあてはまらない「死亡」の可能性に気付いた倉庫 番は震えた。天を仰いだ・・・。この瞬間にも出品者がそうなっている可能性は否めなかった・・・。

1月14日朝。出品者から4日振りにメールが届いた。
こんにちは大変遅れてすみません。今年に入りまして体調を崩していましたが、
その上に追い討ちのインフルエンザをもらいまして、
貴兄にご心配と失礼をかけたまま 寝込んでしまいまして、
毎日、気も休まらずそのことばかり気にしながら厳しい毎日をすごしていました。
昨日あたりからやっと動けるようになってきまして、
なにから手をつけるか、右往左往していますが、一件一件着実に対応していきます。
つきましては今週中までに解決させていただく所存で 対応させていただきますので 、
何卒ご理解よろしくお願いいたします。


相変わらずのメールだった。倉庫 番一人に宛てたメールの文章ではないと感じた。同じ文面で大量に送信されているはずだ。1週間の時間稼ぎか?これで現時点では出品者「死亡」の可能性がなくなった。だが、倉庫 番はこのメールにも返信を出さなかった。相変わらず「気配を消す作戦」を貫いていた。そして、倉庫 番の中で出品者の存在は「謎人」と化していた。出品者の連絡内容を信じる事は出来ないが信じざるを得ない。どこまでを信じるべきか?その境界線が今日も見えなかった。

倉庫 番はこの長い苛立ちから抜け出す安易な方法がある事を、とっくに気付いていた。出品者の住所は分かっている。商品もそこにあると主張している。それが事実ならば「直接引き取り」に行けば良いのだ。新幹線で向えば3時間以内に到達出来る。そこで待っている結果はどのようなものか?想像してみた。

倉庫 番の出した結論は「つまらない!」だった。その結論は引き取りにかかわるコストが問題ではなかった。想像し続け、そして日々膨大な文章を書き続ける事で、今、倉庫番と登録会員達の意志は統一され始めていた。このまま行けば倉庫 番は「教祖」に成り上がれると思い始めていた・・・。(思うな!思うな〜!)


♪〜〜〜ヘッドラ〜イト〜テ〜ルラ〜イト〜旅はまだ終わらない〜〜〜♪(おっ!変わったな!)

今回の戦いは始まってからすでに50日を過ぎていた。巨大な思考の迷路に迷い込んだ倉庫 番は日々深く考察を続けていた。そして、ストレスが生む不眠症は容赦なく倉庫 番をいたぶっていた。続く不眠との戦いが新たに加わっていた。

♪〜〜〜予告・テーマ〜〜〜♪

さらに混迷する出品者からの連絡。果たして週末までに結論が見えるのか〜〜〜!!!



本日の結論
まったく期待しないで待っているとスンゲエ楽だぜ〜〜〜1!!

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