お薦めレシピ
   梅干し



昨年の梅干し

(A)紙袋に入れて熟成

(B)5秒間湯通ししている

(C)塩をまぶしている

(D)上からたっぷり塩を振る

(E)重石を乗せる

 
◎材料

・梅 2袋(2kg)(黄色や赤みを帯びた甘い香りのするもの、出来れば2L以上)
・自然塩 160g(8%)かなり低塩
・ホワイトリカー(35度)少々 スプレー容器に入れる。 
・赤じそ  正味800g 根つきで土が乾いてなくて、葉が縮緬状で裏表共赤いものが良い。
(6月下旬のシソが出回る頃に用意する)
 

◎容器 ・カメかホウロウ引き容器(塩と酸に侵されないもの)
・落としぶた ・重石(梅の2倍の重さ)
◎作り方 1)梅を買ってきたらまず紙袋に入れて1〜2日置く。(熟成のため)(写真A)
2) 梅を洗い半日ほど水にさらし、つまようじか竹串でへたをとる。
3) 梅を沸騰したお湯に5秒位つけて殺菌する。(写真B)
4) 容器の内側にリカーをスプレーして殺菌し、底に軽く塩を振り入れる。
5) ボールに梅を少し入れ、リカーをスプレーし少しの塩をよくまぶし付ける。(写真C)
6) 5)の梅を容器に隙間無く並び入れる。(梅酢が上がりやすい)
7) 梅の上から塩を軽く振り入れこれを交互に繰り返すが、仕上げ用の塩を多めに残す。
8) 1番上に残りの塩を全部振り入れ落としぶたをして重石をする(写真D,E)
9) 梅酢が上がってくるまで、ほこりよけの紙蓋かラップをして冷暗所に置く。(写真E)
10) 梅酢が上がったら重石を1/3に減らす。赤じそが出るまでこのまま保存。

赤じそが手に入ったら次の手順で・・・

(F)梅酢を少し入れ発色させる

(G)上からもシソをたっぷりのせる

◎作り方 1) 赤じそはざっと水で洗い、葉だけを摘み取りよく洗い軽く水気を切る。
2) ボールにシソの葉を入れ半分位塩をふり、よく揉み押し、
   黒いアクと泡が出るので絞って捨てる。
3) また塩を少し入れ灰汁を出し、絞り捨てる。繰り返す。
4) 梅酢を少し入れて揉むと綺麗な赤色が出るようになるので一度絞る。(写真F)
5) 梅酢を全部入れ発色させ、梅と交互にシソを入れ最後に赤い梅酢を戻す。(写真G)
6) 土用の日まで軽い重石をして蓋をし冷暗所に置く。

土用の日が来たら・・・

◎作り方 1) 晴天続きの日を選んで土用干しをする
2) ざるに梅を広げシソの葉も絞って広げ、時々裏返しながら3〜4日風通しをする。
3) 夜は雨に当てないように室内に取り入れる。
4) 干し終わったら、ボールに入れリカーを少しそそぎ入れほこりを取り殺菌し
   ビンやカメに入れて保存する。
5) 残ったシソはゆかりにし赤梅酢はビンに入れて保存する。数年もつ。
昨年のゆかり
大根の赤梅酢漬け


◎ゆかりの作り方
赤シソは完全に乾かす。手で揉みほぐしまだ完全に乾いていないようなら紙を敷きレンジで乾かす。
(殺菌も出来る)ミルかミキサーに入れ粉々にする。
赤梅酢は大根の浅漬けにすると色が綺麗。(写真)
 軽く塩をふった大根に赤梅酢をかけ色が付けば食べられる。
コメント
かなりの低塩で作るのでかびが生えやすいが梅酢の表面に気をつければ大丈夫。
危ないときはリカーをスプレーし、予防する。
土用の日の梅を干す画像は又後ほど。
ゆかりはお友達にとっても好評です。毎年楽しみにしてくれます。
ホワイトリカーは癖が無く使っても大丈夫です。梅が乾燥してきたときも使えます。