たま〜に日記

2003.11.27 人体の脳や内臓を触ったよ



 

テレビで時々取り上げられていた「人体の不思議展」を見に行きたくて、だんなや娘に「行こうよ〜」って
誘っていたが「気持ち悪い〜」って断られていた。
だけど、だんなが遂に諦めて付き合ってくれることになりやっと11月24日振替休日の月曜日に出かけた。

まずは12時から渋谷で映画鑑賞。これはつまんなかった。映画が終わって昼食。
いつもならお寿司って事になるけどとっても寒い日だったのであったかいラーメンにした。
お腹が暖まり有楽町へ繰り出した。

国際フォーラムの中をうろつき「人体の不思議展」の会場入り口を探す。
祝日のせいか、ここはディズニーランド??て思うくらい人がたくさん並んでいた。
やっとチケットが買え、会場入り口へ。

中に入ってビックリ。あまりの人の多さに展示物が全く見えない。
やっとの思いで遂に「人体」と対面。すご〜い!!!
筋肉繊維の状態を間近に見て「ここからこう繋がっているんだ〜」
内臓、骨、脳の輪切りにも感心しきり。気持ち悪さは全くない。

ホルマリン漬けなどとは違い、体液を樹脂と入れ替えた「プラストミック式」標本だから、室温で保存でき
匂いも無く触ったら弾力もあり、繊維など細かいところもはっきり見える。
健康な肺、煙草すって黒くなった肺、肝臓も綺麗な物から肝硬変の黒ずんだ物まである。

ガン細胞に侵された各臓器。3ヶ月から10ヶ月までの胎児などもある。
人体や脳を縦にスライス、横にスライスなどあらゆる見せ方をしている。痛そう〜
筋肉の展示はまるで「ケンタッキーフライド・・・・」のごとくって感じ。

血管が凄かった。良く取り出せたな〜って感心したが血管だけで腕や足を再現してあったり
気管支や肝臓、脾臓などの血管だけを取り出して展示してある。
とっても綺麗だった。それから動脈があんなに太いとは・・・。

出口近くになると実際に脳を手のひらに乗せて重さと質感を体験できる。
そして最後の一体が遂に触っても良い事になっていて内臓や腹膜、筋肉、骨などを触ってきた。

想像するより遙かに科学的で気持ち悪さは無い。幼児から車椅子のおじいちゃんまで見に来ていた。
滅多に体験できない展示内容だから是非見に行って貰いたいな〜
だんなはさすがに触ることはしなかったが有意義と感じてくれたようだった。

たくさんの献体から成り立ったこの展示、献体して下さった方々に深く敬意を払う。