たま〜に日記

2002.10.21 住宅ローン抵当権抹消手続きに挑戦したよ




今年の株主総会により、主人が取締役に昇進することが決まった。
・・・と言うことは会社を一度退職して役員になるって事だ。
しかも退職金が出る事が判り、その使い道を検討した。

「海外旅行も良いね〜」「車も買い換えようか〜」「でも住宅ローンが残っているし・・・」
やっぱりローンを完済しようって話が決まった。
9月4日に銀行の住宅ローンと年金ローンの返金手続きをした。

住宅ローンの手続きに銀行の融資課に行き、繰り上げ返済手続き料5250円がかかった。
年金ローンの方は繰り上げ返済手数料29400円、取扱手数料14700円がかかり、銀行よりはるかに高い。
しかも借りている金額は年金ローンの方が半分以下なのだ。(お役所仕事は高い)
後日、登録抹消に必要な書類を銀行に受け取りに行き、年金ローンの方は送ってもらった。

さて次の段階に来た。抵当権を抹消するには専門の会計士に依頼するのが通常だ。
「この人を紹介します〜」みたいな委任状用紙が同封されている。しかも3万円くらいかかる。
前のマンションの時は専門家に依頼し、今のマンション買い換えの時も全て他人任せにしてきた。
今回は自分で体験してみたくなり、だんなに相談。3万円分豪華に食べようってOKが出た。

抵当権抹消は法務局で行う。早速場所を調べた。我が家の住所の所轄は百合ヶ丘の麻生主張所らしい。
知らない場所に車を運転して行くのはイヤなのでだんなに都合を聞いて会社を休んで貰うことにし調整。
9月20日金曜日に決まった。

20日当日午前中二人分の実印と銀行員と書類を持って法務局へ行った。
2階の登記の場所で相談カウンターへ。自分たちで申請したいって言ったら
年季の入ったおじさんがとっても優しく見本を示しながら書き方を教えてくれた。
12時になりそうなので取りあえず収入印紙3000円2枚を先に買った。

書く書類は住宅ローンと年金ローンの二種類。
手元の資料を見ながら間違えないように慎重に書く。
特に数字に気を使った。1・2・3 を壱・弐・参って具合に書くのだ。
住所の番地が一番時間がかかった。

役所のお昼休み時間を使ってやっと書き終え(まわりが静かで良かった)
ローン会社に送り返す分をコピーしに近くのでっかいスーパーに行って一枚10円でコピーした。
役所だと一枚40円もかかる。初めから判っていたら家でコピーしてきたのに・・・。

法務局に帰り、すぐに申請の所へ行かずもう一度相談のおじさんの所へ行った。
やさしいおじさんは全て順番通りに揃えてくれて見直してくれた。
もう一カ所書くところが見つかり再度記入する。
これは年金の方は初めから印刷してあるのに銀行の方は白紙になっていた場所だった。

絶対の自信を持って申請カウンターへ。
あっけなく申請が終わり、今度は10月15日以降に受け取れるらしい。
勿論帰りにお寿司を食べたのは言うまでもない。
一個800円のボタン海老が美味しかった〜〜

10月21日月曜日、本日雨の中を一人で書類を受け取りに行った。
カウンターで書類を待っていたら係のおじさんがやっと持ってきた。
私の印鑑を受け取りはんこを押そうとしたときに私が気が付いた。

「あ!田中になっていますよ〜」って言ったら「あ!ちょっとお待ち下さい」ってドタバタ。
やっと私の書類を持ってきた。危ないからしっかりチェックした。
人の登記簿持って帰ったら大変だよ。

家に帰り今度は送り返す分の手続きに入る。電話で聞きながら返信書類を確かめて封筒の中へ。
やっと全てが終わった。明日ポストに入れるだけだ。
割と簡単だった登録抹消手続き。
3万円浮かして自分で申請するに限る。

借金生活が終わり身も心も軽くなった〜〜〜〜〜