我が家のピアノが置物と化して早10数年。(娘はとっくに辞めている)
「私がピアノを習おう・・・」っと思ってからでもかなりの時が経った。
ヤマハのスクールは? レッスン代は? 駐車場は? ジムとの兼ね合いで時間は? 等々
考えるばっかりで実行できなかった。
「そうだ、以前『ドゥ・ピアノ』を2冊買っていたんだ〜」と思いついた。
すぐに引っぱり出し練習してみた。「結構楽しいな〜」
夜、旦那に聞かせたら「ピアノの音がが狂ってて気持ち悪い〜 」だって。
「そりゃ〜、随分ほったらかしにしてるんだもん」って私。
ピアノの先生をやってるお友達に紹介してもらい調律をお願いすることになった。
・・・と同時に 『ドゥ・ピアノ』をネットオークションで落札し順風のはずだった。
旅行に出かけている間も家族のものにメールチェックをしてもらい先方からの連絡を待った。
旅行から帰ってチェックすると、ことわりのメールが来ていた。(え〜何で〜?)
手違いでお店で売ってしまったらしい。すごくショックだった。(張り切っていたのに)
数日後、返事のメールを出した。そして棚卸しをして探してくださった。
多少在庫が有ったが結局別の中古の練習用教材『ピアノクラブ』が揃っていたのでそちらを注文した。
いろいろごたごたしたが結果的には良かったかも。
そして10月23日月曜日、調律と練習用教材が届く日になった。
23日10:15よりピアノの調律が始まった。
調律士さん曰く「う〜ん、落ちてますね〜」 (落ちてるって何のこと??)
「全体的に落ちてるから費用が割り増しになります」 (え〜?どのくらい高くなるんだろう〜?)
とにかくやってもらい、その間に私は洗面台の大掃除。
お昼になってもまだ終わらない。 (お腹空いてるだろうな〜)
「終わりました〜」やっと声がかかった。 (14時少し前だわ)
3時間半もかかったのだった。
「かなり落ちていたので時間がかかりました〜」 (そうなの。10数年ぶりなの)
「441ヘルツにしておきました。440〜442が標準なので・・・」 (え〜何のこと?)
意味も判らず「そうなんですか〜」て答えた。
それからペダルの意味を教えてもらい、またまた時間延長。
そして遂に恐怖の支払いが・・・
「落ちてて全部やり直したので基本の倍額頂きます。」 (ひぇ〜そんなに〜?)
「でも紹介と言うことで2000円値引きしますので・・・」
ついに お財布が空になってしまった。
調律って時給が良いな〜って思いつつ自分でやれって言われても絶対出来ない専門分野なのだ。
40の手習いでピアノをやろうと決心し、今日中古の練習教材も沖縄から届いた。
明日から頑張るぞ〜 でも練習曲だけで33曲もあるしなァ〜
夜だんなに伝えた。「441ヘルツか〜」ギターを弾くだんなは440に合わせてるらしい。
私は意味が判らなかったのだ。みんな知ってる??『ラ』の音が440〜442ヘルツって。
楽器をやる人はみんな知っているのだろうか〜?
“ ここでみんなに諦めないで少しずつでも続けることを約束しま〜す。”
・・・って、書かないと挫折するからな〜〜私って。
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