オリンピック終了後、久しぶりにスポーツジムで柔道の古賀さんと会った。
エアロビクスを終えマシーンをやり始めた時、近くで古賀さんが筋トレをしていた。
お互い軽く挨拶をし、キリの良いところでオリンピックの話になった。
柔道を見ての感想と質問をぶつけてみた。
例の篠原選手の無念の銀メダルについて・・・・
素人の私に対し、テレビで解説するみたいに 丁寧に解りやすく教えてくれた。
審判のこと、試合の経過、判断ミスは?・・等々。
篠原選手の身体が床についた状態は死に体と取られてもおかしくないこと。
選手が床に転がってる状態は篠原選手が不利だったこと。
綺麗な1本にしないかぎり審判の判断が色々分かれても不思議じゃないこと・・・など。
素人の私はマスコミからの篠原有利の情報しか解らない。
でも柔道関係者でも意見はかなり分かれてるらしい。
篠原選手のかけた「内股すかし」は技が浅かったこと。(本当は得意技らしい)
マスコミでは主審は「内股すかし」の技を知らないと言っていたけど知っているはずだ・・・とも。
副審の一人は篠原に1本をあげ、もう一人は見にくい位置にいたから相手に有効を与えてもおかしくないけど動き回っている主審はどうしてあんなジャッジになったの??・・・って聞いたら
主審は技を出し終わった場面を見て身体がどうなっているかで判断をするし
どちらが先に仕掛けたかは関係ないらしい。
また、近くで見ているから返って解らないときがあるそうな。
一歩引いた遠目からの方が流れがよくわかるらしい。
そのために審判が3人いる・・・と古賀さんに言われた。
大事なメダルを賭けての試合はトップの審判がやるんじゃないの?って聞いたら
柔道が盛んじゃない国の人でもライセンスは取れるし、A級も取れる。
でも A級の人でも腕がピンからキリまでいる。
どの人が審判をするかによっても運が決まる。・・・って。
今回のオリンピックの試合は日本側に先に反則が来ているような気がしたけど・・・って聞いたら
ヤワラちゃんと野村選手が一気に金メダルを取ったので翌日から日本側にきびしいジャッジになったって。でも滝本選手(古賀さんの後輩)の階級から普通
に戻ったらしい。
だからその間の人達が不利になったし滝本さんは反則を取られてもおかしくない状態があったって。
確かに滝本さん、井上さんって金を取ったしね。
メダルの中で銀メダルが一番悔しいよって言っていました。
金と銅は勝って貰えるけど銀は負けて貰うので悔しいって。
古賀さんも銀の時は悔しかったって言っていました。
柔道の強い日本ってイメージがあり、世界の柔道のコーチは日本人がやっているの??って聞いたら
昔はそうだったけど今は日本人のコーチはいらないって言われるらしい。
強い柔道家が 海外にもたくさんいると言うことか。
前回のアトランタでヤワラちゃんが北朝鮮の人に負けて銀メダルに終わった件で、
相手の人は柔道着の「あわせ」を逆にしていたけど あれはどうだったの?って聞いたら
外国の人は日本に勝つためにマニュアルを徹底的に調べて作戦を練ることもあるって。
いろいろ話をしてくれて時間が40分くらい経っていた。
他の話になったとき、子供がまた産まれたんですよ〜ってニコニコしながら教えてくれた。
「え〜 じゃ3人目ね〜」って私。またもやニコニコ顔の古賀さん。
3人のパパさんになったのだ。おまけにすごい子煩悩。
「これからもっと稼がないと生活大変なんですよ〜」って古賀さん。
「タレントになるのは?」って私。
「タレントはイヤだな〜」って古賀さん。
「コマーシャルは?」って聞いたら「良いですよね〜稼げるし・・・」って。
うちのだんなコマーシャル作る会社にいるから聞いてみようか?って言ったら
「是非仕事下さい」って伝えて下さい って。
・・・と言うわけで古賀さんにCMの仕事をあげてくださいね、って帰宅した旦那に伝えた。
何か良いCM話が舞い込むと良いな〜〜〜
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