たま〜に日記

1999.8.25 どうして拒否するの?


23日に北九州に住んでる姉が上京した。20数年ぶりらしい。 黒崎の駅前のアーケードの中にラーメン屋さんを2軒持っている。 とにかく忙しくて休めずやっと上京できた。 昨年来る予定がりょーこのバイク事故のとばっちりで今年に延びた。

久しぶりの高速道路を運転し、空港まで迎えに行った。帰りにつばさ橋を通りベイブリッジを渡り観光案内気分。約40分で自宅まで帰り着いた。玄関を入るなり‘まぁ〜広いね〜’、リビングに入るなり‘まぁ〜ずいぶん広いね〜’。姉の家は自宅で麺を打ち、餃子を作るので広いけどこまごましている。我が家が広く感じるらしい。

しばらくくつろぎ、新宿に住んでる兄と三越のライオン像の前で待ち合わせのため出かけた。日吉の駅に着き渋谷までの切符を2枚買う。姉に1枚渡し私が先に自動改札を通 った。後ろでブザーが鳴っている。振り返ると姉だ。通れないでいる。もう一度トライ。やっぱりブザーが鳴って通 れない。

それに気づいた駅員さん、手元のスイッチで観音扉を開けてくれた。‘どうして私だけ通 れないのよ〜’‘田舎者だと思って馬鹿にしてるわ、この切符’っと、姉は不満顔。でも楽しくおしゃべりしながら渋谷へ。

又私が先に改札を出る。姉はまたしても恐怖のブザーに捕まった。私に近づきすぎていたのかも、、と、再度挑戦。ブーーーー!駄 目だ。やっぱり通してもらえない。もう後ろは人がつかえている。仕方なく駅員さんのところへ。‘この切符で通 れないんだけど、、’と抗議した。

駅員さんは毎度の事とばかりに‘あぁ磁気がおかしいんでしょ、きっと’と、素っ気ない。私たちはしょっちゅうあるんだ〜と妙に感心して改札をあとに。夕方のラッシュを経験しながら新宿へ着いた。

三越があるはずの大通りを歩くけど見つからない。おかしいなと思い交番で聞く。やっぱり通 り過ぎていた。なんと三越は看板のネオンが消され、通りに面したところは工事用の塀があって、デパートがあるとは思えない構えになっていた。無理もないわと自己弁護。‘新宿も変わったね〜’としばらく東京に住んでたことのある姉が言った。

約束の時間が過ぎても兄は来ない。ケータイは、留守電になっている。30分以上過ぎた頃兄が、、、‘子供達と会えた?’っと兄。‘え〜知らないよ、来てるの?’と私たち。‘遅れるから子供達を先にライオンのところに行かせた’って、兄。‘ライオンはここじゃないの?工事の塀に隠れていると思ってた’と私。‘俺もここだと思っていたけど裏側にあるんだって’と兄。

兄は子供達を探しにライオンのところへ。 しばらくしてやっと全員が会えた。‘何度もかけたけど留守電になってたよ。もう繋がるようにしといてくれないと’わたし。‘え〜?留守電になってる?使い方判らないんだ’と兄は奥さんに借りてきたケータイを見る。‘凉子が来るって判ってたら凉子のケータイ番号教えといたのにね’と、わたし。

まるでお上りさんだ。みんなで大笑い。凉子も年下のいとこ達と‘ひさしぶりね〜大きくなったね〜’と会話が弾んだ。

もう〜都会での待ち合わせは、ケータイが使えないと大変だ〜〜