ラッキー〜 ごめんね〜。
"あれ〜、なんでこんな所に卵が〜〜 ?"
"わたしのたまごは〜???"
"あれ〜〜〜〜っ 巣の中の卵がな〜〜〜〜〜い。" (涙)
"もう一度よ〜〜く見てみよう〜〜。"
"やっぱりなぁ〜〜〜い。" (ショック!!!)
"ずーと温めていた卵をつぼ巣からとってしまったの。本当にごめんね。
だってもう10日近くになるんだよ。7個の卵を抱卵してから。
最近足に力が入ってないよ。ず〜と座り込んでるから体力落ちてるよ。"
ラッキーがつぼ巣から離れた時に卵をお皿に移し替えたのです。
ラッキーは(涙)を浮かべて、私に抗議の目をむけたのです。
"ごめんね。
同じ母として辛いけどこの試練を乗り越えてね〜〜" (涙)
それでも諦めきれないラッキーは何度も巣の中を覗きに行ったのです。
しばらくしてふんぎりがついたのでしょう。
自分の羽の毛づくろいを始めたのです。とてもていねいに。
そしていつものラッキーに戻ったのです。
鬼のような私にまとわリ付き、甘え、キスをし、話しかけるのです。
"ラッキー〜〜あんたはやっぱり良い子だね〜〜〜"
"さすが私の子だわ!!" (あれ?)
"これからいっぱい遊んであげるね。" ?♪
夜、
"ああ〜 ラッキーやめて〜〜 痛いよ〜〜。"
"気持ちはわかるけどやめて〜〜。"
この日記を書いていると、キーボードをたたく私の指をくちばしで
突つき、攻撃しているのです。
ラッキーの逆襲か〜〜???
日記を書かせたくないのか〜〜???
はかどらない私は遂に最後の手段。
"ラッキーもう寝なさい!!"
鳥かごの中にとじめられたラッキーはまた巣の中を何度も覗き、
首をかしげ、出入りをくり返しやっと巣の中で眠りについたのです。
"ラッキー今日は辛い思いをさせてごめんね。"
"だっていつまでも抱卵したって孵らないのよ。"
私にとっても涙の1日でした。
"ラッキー 明日もいっぱい遊ぼうね。"
|